「1週間で最も疲労度が大きいのは木曜日」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「1週間で最も疲労度が大きいのは木曜日」という説の判定は「不明」。「木曜日が最も疲れる」ことを示した心理学の実験は確認できない。
判定
資料が不足しており、正しいとも誤りとも判断できない説です。新しい資料が見つかれば判定を見直します。 「不明」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
心理学の実験によると、1週間の中で疲労度が最も大きいのは木曜日である
心理学の実験で、1週間のうち最も疲れを感じるのは木曜日だと分かったという話がある。週の後半に疲れがたまり、週末まではまだ遠いという感覚から、共感を集めやすい。
検証
この主張の根拠とされる「心理学の実験」が、どの研究者によるどの研究なのかは示されておらず、該当する研究を特定できない。曜日と心身の状態の関係については研究例がある。たとえば、アメリカで約34万人を対象にした2012年の大規模調査では、金曜日と週末に気分が良くなる傾向がはっきり見られた一方、いわゆる「ブルーマンデー」の効果は小さいと報告されている。ただし、これは気分についての研究で、疲労度が木曜日に最大になることを示したものではない。疲労感は仕事の内容や勤務形態、睡眠などに大きく左右されるため、曜日だけで一律に決まるとは考えにくい。
実際の有力説
「木曜日が最も疲れる」ことを示した心理学の実験は確認できない。曜日によって気分に差があるという研究はあるが、疲労度のピークが木曜日だと言える根拠は現時点で見当たらない。
なぜ広まったか
「週の後半は疲れる」という多くの人の実感に合うため、具体的な曜日が示されると納得しやすい。「心理学の実験によると」という前置きが、研究の中身を確認しないまま信頼感を与えている。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。
見分け方
「〜の実験によると」という話は、研究者名、発表年、掲載誌などが示されているかを確認するとよい。出典が示されていない研究結果は、実感に合う内容であっても、そのまま事実として受け取らないことが大切だ。
よくある質問
- Q. 「1週間で最も疲労度が大きいのは木曜日」は本当?
- A. 「不明」です。この主張の根拠とされる「心理学の実験」が、どの研究者によるどの研究なのかは示されておらず、該当する研究を特定できない。
- Q. 「1週間で最も疲労度が大きいのは木曜日」という説の真相は?
- A. 「木曜日が最も疲れる」ことを示した心理学の実験は確認できない。
- Q. 「1週間で最も疲労度が大きいのは木曜日」という説はなぜ広まった?
- A. 「週の後半は疲れる」という多くの人の実感に合うため、具体的な曜日が示されると納得しやすい。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 「〜の実験によると」という話は、研究者名、発表年、掲載誌などが示されているかを確認するとよい。
出典
- Day-of-week mood patterns in the United States: On the existence of 'Blue Monday', 'Thank God it's Friday' and weekend effects— Stone, A. A. et al. / The Journal of Positive Psychology (2012)
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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