「6つ葉のクローバーは植物の特性上あり得ない」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「6つ葉のクローバーは植物の特性上あり得ない」という説の判定は「誤り」。6つ葉を含め、4枚以上の葉を持つクローバーは実在する。
判定
信頼できる資料で否定されている、または根拠がまったく確認できず、事実として扱えない説です。 「誤り」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
植物の特性上、6つ葉のクローバーはあり得ない
クローバーは3枚の葉が基本で、4つ葉は珍しい変異として知られているが、6つ葉になることは植物の性質上あり得ないという話がある。4つ葉ですら見つけにくいことから、それ以上は存在しないように感じられる。
検証
クローバー(シロツメクサ)は通常3枚の小葉をつけるが、4枚以上の小葉をつける「多葉」の個体が現れることは知られている。岩手県花巻市の小原繁男さんは、多葉が高い確率で出る株をもとに長年研究を続け、2009年に56枚の葉を持つクローバーでギネス世界記録に認定された。さらに2024年には、栃木県の渡辺敬晴さんが育てた63枚葉のクローバーがギネス世界記録に認定されている。渡辺さんは、野外で見つけた4つ葉、5つ葉、7つ葉などを自宅で育て、葉の多い株どうしを交配させて記録を伸ばしたとされる。6つ葉は珍しいものの、植物の特性上あり得ないということはない。
実際の有力説
6つ葉を含め、4枚以上の葉を持つクローバーは実在する。多葉の株を育てて交配を重ねた結果、56枚葉や63枚葉がギネス世界記録に認定されている。
なぜ広まったか
4つ葉のクローバーが「幸運の象徴」として特別視されているため、それより多い葉はさらに現実離れしたものと受け止められやすい。「植物の特性上」という理由づけが、科学的な裏付けがあるような印象を与えている。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。
見分け方
「〜はあり得ない」と断定する話は、反例が一つでも見つかれば覆る。ギネス記録や研究例など、実際に存在が確認された事例がないかを調べると、真偽を判断しやすい。
よくある質問
- Q. 「6つ葉のクローバーは植物の特性上あり得ない」は本当?
- A. 「誤り」です。クローバー(シロツメクサ)は通常3枚の小葉をつけるが、4枚以上の小葉をつける「多葉」の個体が現れることは知られている。
- Q. 「6つ葉のクローバーは植物の特性上あり得ない」という説の真相は?
- A. 6つ葉を含め、4枚以上の葉を持つクローバーは実在する。
- Q. 「6つ葉のクローバーは植物の特性上あり得ない」という説はなぜ広まった?
- A. 4つ葉のクローバーが「幸運の象徴」として特別視されているため、それより多い葉はさらに現実離れしたものと受け止められやすい。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 「〜はあり得ない」と断定する話は、反例が一つでも見つかれば覆る。
出典
- 栃木県在住の男性が63枚葉のクローバーでギネス世界記録達成— ギネス世界記録
- 56葉クローバーがギネス記録/岩手県で発見— 四国新聞社
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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