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誤り

「スフィンクスのモチーフはペルシャ猫」は本当か?

歴史
歴史猫動物

公開日 / 執筆 DemaGase編集部

結論

「スフィンクスのモチーフはペルシャ猫」という説の判定は「誤り」。ギザの大スフィンクスはライオンの体と人間の頭を持つ像で、ペルシャ猫がモチーフではない。

判定

誤り

信頼できる資料で否定されている、または根拠がまったく確認できず、事実として扱えない説です。 「誤り」と判定した記事の一覧

よくある説(俗説)

スフィンクスのモチーフはペルシャ猫である

エジプトのスフィンクス像は、ペルシャ猫をモチーフにして作られたという話がある。古代エジプトでは猫が神聖視されていたことが知られているため、スフィンクスも猫がモデルのように感じられる。

検証

ギザの大スフィンクスは、横たわるライオンの体に人間(王)の頭部を持つ石灰岩の像で、古王国時代に造られたとされる。モチーフはライオンと人間であり、猫ではない。また、ペルシャ猫はペルシャ(現在のイラン)周辺に由来するとされる長毛種の猫で、品種として確立したのはずっと後の時代だ。なお、逆にスフィンクスにちなんで名付けられた猫の品種は存在する。毛のない猫の品種「スフィンクス(Sphynx)」は、1966年にカナダのトロントで生まれた無毛の子猫をもとに作られた品種で、その外見が古代エジプトの像を思わせることから名付けられたとされる。

実際の有力説

ギザの大スフィンクスはライオンの体と人間の頭を持つ像で、ペルシャ猫がモチーフではない。スフィンクスにちなんで名付けられたのは、1960年代にカナダで生まれた無毛の猫の品種の方だ。

なぜ広まったか

古代エジプトで猫が大切にされていたことや、猫の品種に「スフィンクス」という名前のものがあることから、スフィンクスと猫を結びつける連想が働きやすい。名前の由来の向きが逆転して伝わった可能性もある。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。

見分け方

「AのモチーフはB」という話は、AとBが生まれた時代や地域を比べるとよい。また、名前が共通しているものは、どちらがどちらにちなんで名付けられたのかという「向き」を確認すると誤解を防げる。

よくある質問

Q. 「スフィンクスのモチーフはペルシャ猫」は本当?
A. 「誤り」です。ギザの大スフィンクスは、横たわるライオンの体に人間(王)の頭部を持つ石灰岩の像で、古王国時代に造られたとされる。
Q. 「スフィンクスのモチーフはペルシャ猫」という説の真相は?
A. ギザの大スフィンクスはライオンの体と人間の頭を持つ像で、ペルシャ猫がモチーフではない。
Q. 「スフィンクスのモチーフはペルシャ猫」という説はなぜ広まった?
A. 古代エジプトで猫が大切にされていたことや、猫の品種に「スフィンクス」という名前のものがあることから、スフィンクスと猫を結びつける連想が働きやすい。
Q. 似た俗説を見分けるには?
A. 「AのモチーフはB」という話は、AとBが生まれた時代や地域を比べるとよい。

出典

この記事について

執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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