「月の4分の1はブラジルの領土」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「月の4分の1はブラジルの領土」という説の判定は「誤り」。宇宙条約により、月を含む天体を国家が領有することは禁じられており、月の一部がブラジルの領土ということはない。
判定
信頼できる資料で否定されている、または根拠がまったく確認できず、事実として扱えない説です。 「誤り」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
月全土の4分の1はブラジルの領土である
月の土地の4分の1はブラジルの領土になっているという話がある。「月の土地」を販売するサービスがあることが知られているため、国が月の土地を持っていてもおかしくないように感じられる。
検証
1967年に発効した宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)は、月その他の天体を含む宇宙空間について、国家が主権の主張や使用、占拠などによって取得することを禁じている。ブラジルを含む多くの国がこの条約の締約国であり、月の一部がブラジルの領土であるという事実はない。
実際の有力説
宇宙条約により、月を含む天体を国家が領有することは禁じられており、月の一部がブラジルの領土ということはない。
なぜ広まったか
「月の土地」を販売する民間サービスの存在が知られているため、月の土地所有が可能だという印象を持たれやすい。具体的な国名と割合が、事実らしさを加えている。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。
見分け方
宇宙や天体の所有についての話は、宇宙条約などの国際法や、国連宇宙部の説明で確認するとよい。民間サービスの広告と、国際法上の扱いは区別して考えたい。
よくある質問
- Q. 「月の4分の1はブラジルの領土」は本当?
- A. 「誤り」です。1967年に発効した宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)は、月その他の天体を含む宇宙空間について、国家が主権の主張や使用、占拠などによって取得することを禁じている。
- Q. 「月の4分の1はブラジルの領土」という説の真相は?
- A. 宇宙条約により、月を含む天体を国家が領有することは禁じられており、月の一部がブラジルの領土ということはない。
- Q. 「月の4分の1はブラジルの領土」という説はなぜ広まった?
- A. 「月の土地」を販売する民間サービスの存在が知られているため、月の土地所有が可能だという印象を持たれやすい。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 宇宙や天体の所有についての話は、宇宙条約などの国際法や、国連宇宙部の説明で確認するとよい。
出典
- Outer Space Treaty— 国連宇宙部(UNOOSA)
- 宇宙条約— ウィキペディア日本語版
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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