「警備のバイトのまかないとして治外法権が適用される」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「警備のバイトのまかないとして治外法権が適用される」という説の判定は「誤り」。警備員に治外法権が認められることはなく、警備業法は警備員に特別な権限がないことを明記している。
判定
信頼できる資料で否定されている、または根拠がまったく確認できず、事実として扱えない説です。 「誤り」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
警備のアルバイトには、まかないとして一定時間だけ治外法権が適用される
警備のアルバイトには、まかない(食事)のような特典として一定時間だけ治外法権が認められるという話がある。警備員は制服を着て人の出入りを管理するため、特別な権限を持っているように見えることもある。
検証
治外法権は、外交官などについて滞在先の国の法律の適用が及ばないとする考え方で、国際法上の特権として扱われる。警備員に認められるものではない。警備業法第15条は、警備業者と警備員は法律によって特別に権限を与えられているものではないことに留意し、他人の権利や自由を侵害してはならないと定めている。警備員の業務は、施設の管理者などから委託された範囲で行われるもので、特別な法的権限はない。
実際の有力説
警備員に治外法権が認められることはなく、警備業法は警備員に特別な権限がないことを明記している。
なぜ広まったか
制服姿で人の出入りを管理する警備員は、警察官のような権限があると誤解されやすい。「まかない」という身近な言葉と「治外法権」という難しい言葉の組み合わせが、ユーモラスな雑学として広まった。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。
見分け方
特定の職業に特別な法的権限があるという話は、その職業を規定する法律の条文を確認するとよい。法律用語が本来どんな対象に使われる言葉かを調べることも役に立つ。
よくある質問
- Q. 「警備のバイトのまかないとして治外法権が適用される」は本当?
- A. 「誤り」です。治外法権は、外交官などについて滞在先の国の法律の適用が及ばないとする考え方で、国際法上の特権として扱われる。
- Q. 「警備のバイトのまかないとして治外法権が適用される」という説の真相は?
- A. 警備員に治外法権が認められることはなく、警備業法は警備員に特別な権限がないことを明記している。
- Q. 「警備のバイトのまかないとして治外法権が適用される」という説はなぜ広まった?
- A. 制服姿で人の出入りを管理する警備員は、警察官のような権限があると誤解されやすい。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 特定の職業に特別な法的権限があるという話は、その職業を規定する法律の条文を確認するとよい。
出典
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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