「木琴はSDGsの観点から木を使っていない」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「木琴はSDGsの観点から木を使っていない」という説の判定は「誤り」。木琴の音板には現在もローズウッドなどの木材が使われている。
判定
信頼できる資料で否定されている、または根拠がまったく確認できず、事実として扱えない説です。 「誤り」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
木琴はSDGsの観点から、木を使っていない
木琴は環境保護やSDGsの観点から、今は木を使わずに作られているという話がある。希少な木材の保護が話題になることも多いため、ありそうに感じられる。
検証
木琴やマリンバの音板には、現在もローズウッドなどの木材が広く使われている。ヤマハの解説では、マリンバの音板には中南米産のローズウッドが古くから使われ、ほかの木材が使われることもあると説明されている。一方で、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)などの合成素材を使った音板も開発され、学校向けなどの製品で使われている。合成素材の木琴が存在するのは事実だが、「木琴は木を使っていない」とまでは言えない。
実際の有力説
木琴の音板には現在もローズウッドなどの木材が使われている。合成素材の音板を使った製品もあるが、木製の木琴がなくなったわけではない。
なぜ広まったか
希少木材の保護や代替素材の開発が話題になることから、「もう木を使っていない」という極端な形に誇張された可能性がある。「木琴なのに木を使っていない」という逆説も印象に残りやすい。この話は嘘の雑学を意図的に集めたネット記事でも題材にされている。
見分け方
製品の素材についての話は、メーカーの製品情報や解説で確認するとよい。「一部の製品」の話が「すべて」に拡大されていないかにも注意したい。
よくある質問
- Q. 「木琴はSDGsの観点から木を使っていない」は本当?
- A. 「誤り」です。木琴やマリンバの音板には、現在もローズウッドなどの木材が広く使われている。
- Q. 「木琴はSDGsの観点から木を使っていない」という説の真相は?
- A. 木琴の音板には現在もローズウッドなどの木材が使われている。
- Q. 「木琴はSDGsの観点から木を使っていない」という説はなぜ広まった?
- A. 希少木材の保護や代替素材の開発が話題になることから、「もう木を使っていない」という極端な形に誇張された可能性がある。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 製品の素材についての話は、メーカーの製品情報や解説で確認するとよい。
出典
- マリンバの成り立ち:マリンバの仲間(楽器解体全書)— ヤマハ株式会社
- 材質 -音板材-— こおろぎ社
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-09-29 / 最終更新日: 2026-09-29
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