誤り
「料」の部首は米偏か?
よくある説(俗説)
漢字『料』の部首は米偏である
左側に『米』が見えるため、『料』の部首は米偏だと思われやすい。
検証
この見方は自然だが、辞典では『料』の部首は『斗(とます)』とされる。『料』は『米』と『斗』から成る字で、成り立ちの説明でも『米をますではかる』意が示されるが、部首として採られているのは左の『米』ではなく右の『斗』である。
実際の有力説
『料』の部首は『斗』である。漢字の部首は見た目の印象だけで決まるとは限らず、辞書上の分類では右側の構成要素が部首になる字も少なくない。
なぜ広まったか
学校教育では偏や旁の形で覚えることが多く、左側に目立つ部品があるとそのまま部首だと考えやすい。『料』も『米』が目につきやすいため、米偏と誤認されやすい。
見分け方
部首を判断するときは、形の大きさや位置だけで決めず、漢字辞典の部首欄を見るのが確実。特に左右に意味のありそうな要素がある字は、辞書分類が直感とずれることがある。
出典
- 料 | 漢字一字 | 漢字ペディア— 日本漢字能力検定協会 漢字ペディア
- 「料」とは? 部首・画数・読み方・意味— goo漢字辞典
- 料(リョウ)とは? 意味や使い方— コトバンク