一部誤り
「OK」は all correct の綴り間違いか?
よくある説(俗説)
『OK』は、『all correct』の単純な綴り間違いそのものである
『OK』は『all correct』の綴りを間違えてできた、という説明は広く知られている。
検証
この説明には事実の核があるが、少し単純化しすぎている。主要な英語辞典では、『OK』は『all correct』をわざと崩した『oll korrect』の略とされる。つまり背景に『all correct』はあるが、自然発生の単純なスペルミスではなく、19世紀アメリカのしゃれた意図的崩し表記と略記の流行の中で生まれた語である。
実際の有力説
『OK』は『all correct』系の表現に由来するが、正確には『oll korrect』という意図的に崩した表記の頭字語とみるのが妥当である。『ただの書き間違い』とするより、『冗談めかした綴り崩しが定着した語』と考える方が近い。
なぜ広まったか
『綴り間違いから生まれた』という説明は短く覚えやすく、雑学として強い。実際に元に『all correct』があるため、途中の『oll korrect』という段階が省かれて広まりやすい。
見分け方
語源話で『間違いから生まれた』と言われたときは、偶然のミスなのか、当時の言葉遊びや文体上の慣習なのかを分けて見るとよい。英語史や辞書の語源欄まで確認すると、説明の粗さが見えやすい。
出典
- OK Definition & Meaning— Merriam-Webster
- The Hilarious History of 'OK'— Merriam-Webster