「日本の歯医者はコンビニより多い」は本当か?
公開日 / 執筆 DemaGase編集部
結論
「日本の歯医者はコンビニより多い」という説の判定は「正しい」。より正確には、「歯科医師の人数」ではなく「歯科診療所の施設数」と「JFA正会員コンビニ店舗数」を比べると、歯科診療所の方が多い。
判定
信頼できる資料で裏付けが取れており、正しいと言える説です。意外に思われがちな事実も含みます。 「正しい」と判定した記事の一覧
よくある説(俗説)
日本の歯医者の数はコンビニの数より多い
日本には歯医者が多すぎて、全国のコンビニよりも多い、とよく言われる。歯科医院の競争が激しいことを説明する雑学として語られることが多い。
検証
「歯医者」を歯科診療所の数として見るなら、この比較は現在もおおむね正しい。厚生労働省の医療施設動態調査では、令和8年(2026年)2月末時点の歯科診療所は65,290施設。一方、日本フランチャイズチェーン協会の2026年2月度コンビニエンスストア統計調査月報では、JFA正会員7社を対象にしたコンビニ店舗数は56,149店と報じられている。単純比較では、歯科診療所の方が約9,100多い。
実際の有力説
より正確には、「歯科医師の人数」ではなく「歯科診療所の施設数」と「JFA正会員コンビニ店舗数」を比べると、歯科診療所の方が多い。2026年2月時点では、歯科診療所65,290施設、コンビニ56,149店で、差は9,141。なお、コンビニ側はJFA正会員7社の統計であり、調査対象や時点を変えると数字は多少変わる。それでも近年の全国規模の比較では、歯科診療所がコンビニを上回る状態が続いている。
なぜ広まったか
歯科医院は住宅街や駅前にも多く、日常的に目に入りやすい。さらにコンビニは「どこにでもある店」の代表として使われるため、それより多いという比較は直感的で驚きがある。医療機関の多さや歯科経営の競争を伝える短い表現として広まったと考えられる。
見分け方
数の比較では、何を数えているかを最初に確認する。歯科医師の人数なのか、歯科診療所の施設数なのか、コンビニは大手チェーンだけか、業界団体加盟社か、個人店まで含むのかで数字が変わる。統計の対象範囲と年月をそろえると、古い雑学か現在も成り立つ話かを見分けやすい。
よくある質問
- Q. 「日本の歯医者はコンビニより多い」は本当?
- A. 「正しい」です。「歯医者」を歯科診療所の数として見るなら、この比較は現在もおおむね正しい。
- Q. 「日本の歯医者はコンビニより多い」という説の真相は?
- A. より正確には、「歯科医師の人数」ではなく「歯科診療所の施設数」と「JFA正会員コンビニ店舗数」を比べると、歯科診療所の方が多い。
- Q. 「日本の歯医者はコンビニより多い」という説はなぜ広まった?
- A. 歯科医院は住宅街や駅前にも多く、日常的に目に入りやすい。
- Q. 似た俗説を見分けるには?
- A. 数の比較では、何を数えているかを最初に確認する。
出典
- 医療施設動態調査(令和8(2026)年2月末概数)— 厚生労働省
- コンビニエンスストア 統計データ— 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会
- コンビニエンスストア/2月既存店1.6%増、気温高くソフトドリンク・アイス好調— 流通ニュース
この記事について
執筆: DemaGase編集部 / 検証日: 2026-05-13 / 最終更新日: 2026-05-13
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